国土交通省関東地方整備局は、管内で2019年度に計画している営繕事業の概要をまとめた。都内を主な対象とした営繕事務所の予算規模は、東京第一営繕事務所が約43億円、東京第二営繕事務所が約44億円、甲武営繕事務所が約37億円。主な新規事業として、都内では皇宮警察本部坂下護衛署庁舎、埼玉県内では交通安全環境研究所の衝突試験棟新築工事をそれぞれ計画している。
第一営繕事務所は、坂下護衛署庁舎の新築工事を第3四半期に一般競争入札で発注する。建設地は千代田区千代田1ノ3。規模は鉄筋コンクリート造2階建て延べ約300平方b。
同事務所はこの他、交通安全環境研究所(熊谷市御稜威ヶ原1ノ1)で、衝突試験棟の新築を計画。第2四半期に一般競争入札で発注する。施設規模は鉄骨造平屋約2500平方b。
第二営繕事務所は19年度、城北法務出張所(葛飾区小菅4ノ20ノ24)の耐震改修を第2四半期に一般競争入札で発注する。
甲武営繕事務所は、警察学校(府中市朝日町3ノ15ノ1)の改修に着手する。本館・術課訓練棟などの防災設備改修電気工事と、学生棟・術課訓練棟の空調設備など改修工事をそれぞれ第2四半期に一般競争入札で発注する。
提供:建通新聞社