京都府は7日、平成30年度の入札・契約の実施状況を明らかにした。
同日開催の令和元年度第1回京都府入札監視委員会(安保嘉博委員長)に府が報告した。建設工事の平成30年度の平均落札率は、平成29年度の89・5%(契約件数1084件)と比べ、0・2%増の89・7%(1195件)だった。内訳は一般競争が89・8%(1091件)、指名競争が89・2%(104件)。
随意契約は93・6%(87件)で、一般競争、指名競争、随意契約をあわせると平均落札率は90・0%(1282件)となった。
平成30年度の契約件数は一般競争1091件と指名競争104件の1195件(平成29年度は1084件)、契約金額は453億2046万3360円(平成29年度は598億8432万0600円)、延べ入札参加業者数は1万3585者(平成29年度は1万5460者)。
平成30年度の1入札あたりの参加業者数は11・4者(平成29年度は14・3者)。内訳は一般競争が10・9者(平成29年度は13・8者)、指名競争が15・9者(平成29年度は17・6者)。
平成30年度の不調・不落発生状況は、件数が42件(平成29年度は11件)、発生率が3・5%(平成29年度は1・0%)。
平成30年度の失格者発生件数は、件数が389件(平成29年度は548件)、発生率が32・6%(平成29年度は50・6%)。
平成28年度以降の各期の平均落札率[工事]をみると、▽平成28年4月〜7月…88・9%▽平成28年8月〜11月…89・3%▽平成28年12月〜平成29年3月…89・0%(平成28年度通期…89・1%)▽平成29年4月〜7月…89・3%▽平成29年8月〜11月…89・9%▽平成29年12月〜平成30年3月…89・4%(平成29年度通期…89・6%)▽平成30年4月〜7月…89・4%▽平成30年8月〜11月…90・8%▽平成30年12月〜31年3月…89・7%(平成30年度通期…90・0%)−となっている。
一方、物品購入は総契約件数310件で平均落札率は82・1%。一般競争が80・0%(265件)、指名競争が93・1%(25件)、随意契約が96・1%(20件)。