東北地方整備局は、同局能代河川国道事務所が進めている国道7号二ツ井今泉道路整備に関し、小繋トンネルと今泉第二トンネルに続く3本目の今泉第一トンネル工事を、7月以降にWTO案件として公告し、年内の開札を目指す。今泉第一トンネルは延長797m、幅員12.5m規模。概算工事規模は30億円から50億円を見込み、約20カ月の工期で実施する予定。設計は中央復建コンサルタンツが担当した。
二ツ井今泉道路(小繋IC〜今泉IC)の延長は4,500m(W13.5m)で、これまで切土・盛土工事や函渠工事などを路線計画に沿って進めており、総事業費235億円を投入し早期開通を目指している。
同区間のうちトンネル3カ所(L2,257m)が約半分の距離を占めており、小繋トンネル(L1,153m、施工:東急建設)は今年4月から掘削工事に着工、今泉第二トンネル(L307m、施工:アイサワ工業)も令和2年度には掘削工事に着手する予定。
提供:秋田建設工業新聞社