姶良市は、加治木・蒲生総合支所庁舎建設基本計画策定等支援業務に関する公募型プロポーザルの結果、最優秀者に建設技術研究所を特定した。今月中旬に契約を行い、2020年8月31日の期限で計画をまとめる。策定後、同年度中にも設計に着手する見込みで、23年度の完成を目指し事業を進める方針だ。
プロポには5者が参加を表明し、基本計画づくりやワークショップなどの業務実績について審査し、4者を2次審査の対象に選定。5月30日に開かれた選定委員会で、企画提案書に基づくプレゼンテーションとヒアリング審査を行い、同社を最優秀者に決定した。
業務では、現状の把握・分析を行うとともに、課題を整理。また、総合支所庁舎に複合される機能や施設規模をはじめ、事業スケジュールなどを検討し、同計画策定を総合的に支援する。
建設地は現支所敷地内とし、防災機能を含む拠点として整備。財源は合併推進債を予定しており、活用期限(24年度)を考慮し23年度の完成を見据え、22年度にも着工したい考えだ。