京都府建設交通部、農林水産部、環境部は5日、令和元年度当初予算に係る公共土木事業及び単独公共土木事業、農林水産部公共事業、水道・自然関係公共事業の実施(箇所決定)について公表した。
建設交通部の箇所数は計858ヵ所で、事業費は665億9500万円。防災・減災、国土強靭化のための3か年緊急対策が追加されたため、前年度(491億3700万円)と比べ、35・5%増と大きく伸びた。
通常事業は、公共が219ヵ所・304億0600万円、単独が541ヵ所・162億6700万円で、計760ヵ所・466億7300万円。防災・減災、国土強靭化のための3か年緊急対策は公共が98ヵ所・199億2200万円。
事業種別でみると、道路が公共96ヵ所・107億1200万円、単独141ヵ所・59億0500万円の計237ヵ所・166億1700万円。街路が公共8ヵ所・28億5100万円、単独9ヵ所・8000万円の計17ヵ所・29億3100万円。河川が公共33ヵ所・45億4100万円、単独114ヵ所・29億1100万円の計147ヵ所・74億5200万円。海岸が公共1ヵ所・7000万円、単独9ヵ所・8500万円の計10ヵ所・1億5500万円。砂防が公共53ヵ所・17億5600万円、単独111ヵ所・12億6800万円の計164ヵ所・30億2400万円。公園が公共7ヵ所・5億1100万円、単独8ヵ所・4億9400万円の計15ヵ所・10億0500万円。港湾が公共12ヵ所・8億0800万円、単独6ヵ所・2億5700万円の計18ヵ所・10億6500万円。下水が公共7ヵ所・80億6300万円、単独5ヵ所・2億円の計12ヵ所・82億6300万円。その他が公共2ヵ所・10億9400万円、単独138ヵ所・50億6700万円の計140ヵ所・61億6100万円。
農林水産部の箇所数は計169ヵ所で、事業費は71億3400万円。防災・減災、国土強靭化のための3か年緊急対策が追加されたため、前年度(58億5800万円)と比べ、21・8%増となった。
通常事業は、府営が48ヵ所・29億6800万円、団体営が86ヵ所・30億2500万円の計134ヵ所・59億9300万円。
事業種別では、森林保全整備が府営31ヵ所・11億8200万円、団体営34ヵ所・20億2600万円の計65ヵ所・32億0800万円。農業農村整備が府営15ヵ所・17億0500万円、団体営40ヵ所・5億円の計55ヵ所・22億0500万円。漁港漁場整備が府営2ヵ所・8100万円、団体営12ヵ所・4億9900万円の計14ヵ所・5億8000万円。
環境部の箇所数は計18ヵ所で、事業費は33億8200万円。前年度(32億1300万円)と比べ5・3%増。今年度は、防災・減災、国土強靭化のための3か年緊急対策の11ヵ所・12億7300万円が加わる。
事業種別では、水道・工業用水道・電気事業が3ヵ所・26億4545万円(水道事業1ヵ所・24億5674万円、工業用水道事業1ヵ所・1億8043万円、電気事業1ヵ所・828万円)、市町村水道が9市町・6億3485万円、自然公園等施設整備事業が6ヵ所・1億0274万円(自然公園整備事業5ヵ所・9674万円、都市公園整備事業1ヵ所・600万円)。