福井県は5日、県庁3階第4委員会室で、19年度第1回公共工事入札監視委員会を開催した。報告によると、18年度における落札率(3月末現在)は、工事が93・8%(入札件数1540件)、測量業務等が86・7%(700件)。
工事の業種別落札率は、土木94・1%、建築94・6%、電気94・7%、管95・6%、鋼構造物93・1%、舗装92・4%、塗装94・3%、造園91・0%。設計額別で見ると、3000万円未満が93・8%、3000万円以上7000万円未満が価格競争93・3%、総合評価93・9%、7000万円以上2億円未満が93・8%、2億円以上が93・7%。
一方、測量等の落札率は測量88・4%、建築設計89・4%、建設コンサル86・0%、地質調査86・9%、補償コンサル87・9%。
昨年度の工事開札件数は1605件で、不調・不落発生率は4・0%。業種別に見ると10%を超えたのは建築(開札件数36件)の11・1%、交通安全(同51件)の11・8%だった。
第4四半期の契約件数は工事332件、測量業務等111件。工事の内訳は、一般競争327件(うち総合評価119件)、随契5件で、一般競争の落札率は93・8%(価格競争93・7%、総合評価94・1%)。測量業務等はいずれも指名競争で、総合評価はなかった。
なお、今回は調査審議に先立ち、藤井健夫会長の再任を決定した。