日本工業経済新聞社(群馬)
2019/05/31
【群馬】県農村整備建設協会が第28回通常総会開く
群馬県農村整備建設協会(原初次会長)は5月28日、群馬建設会館で第28回通常総会を開いた。2019年度事業計画案や収入支出予算案など7議案を審議、いずれも全会一致で承認した。また、役員選任で原会長を再任。来賓として大澤正明知事の代理で県農政部の吉野努部長や自民党社会資本整備推進議員連盟の狩野浩志農村整備部会長、群馬県土地改良事業団体連合会の村上行正常務理事、群馬県建設業協会の青柳剛会長などが臨席した。
冒頭、あいさつに立った原会長は「災害に強い農業施設の整備、営農者の減少を補うための基盤づくりへ向け予算確保は必要な施策」とし「災害復旧には建設業の協力体制が不可欠。地域建設業を維持するため農林予算の充実は重要な要素となる」と述べた。
19年度の事業計画には農業整備事業の促進や施工技術向上へ調査、研究会の実施、県建設業協会など諸団体との連携強化を掲げた。事業予算の増大確保に向け、全国農村整備建設業協会など関係団体と共に国や県へ陳情、要請を行うとした。
新たな役員体制は次のとおり。
=敬称略=
◇会長=原初次(原工業)
◇副理事長=新井孝雄(ヤマト)、渡辺栄志(渡辺建設)
◇常務理事=泉野高志(泉野建設)