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北陸工業新聞社
2019/05/31

【福井】特自検の円滑推進でゼロ災へ/建荷協福井県支部定時総会開く/第38回 

 公益社団法人建設荷役車両安全技術協会福井県支部(佐野俊和支部長)の令和元年度第38回定時総会は28日開かれ、行政支援と各災防団体との連携を一層強化し、災害ゼロを目指すとした。会場は、福井市下六条町の県中小企業産業大学校で。
 佐野支部長(56)が冒頭あいさつ。新幹線や中部縦貫道など県内主要な工事から景況感を示す一方、人手不足と高齢化に伴う労災傾向も指摘し「公益法人の特長を生かし、定期(特定)自主検査の円滑な推進で、建設荷役車両の災害ゼロへ」と強調。来賓の半田和義福井労働局労働基準部長も祝辞。議事では18年度事業と19年度の事業計画および収支予算を報告するなど原案通り了承した。
 表彰では、佐野支部長から本部通年表彰を伝達し、受賞者を称えた。功績賞の大山口英男氏(コマツサービスエース)と、技能賞の三田純治氏(ロジスネクスト中部)2人の精励を、他の模範とねぎらった。
 事業計画によると、建設荷役車両の特自検の普及定着へ広報活動を強化し、特に11月の強調月間は巡回指導を強化する。検査者養成研修や安全衛生教育の充実を図り、行政機関と労災防止団体との連携協力も推進する。なお18年度の会員数は50社で、入会が酒井重機工業と退会1社となった。

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