かほく市は30日、「七塚小学校長寿命化改修工事(建築)」の制限付き一般競争入札を再公告した。申請書の受付期間は6月11日までで、開札は同21日。予定価格は11億6366万円。参加対象は2者で構成される特定建設工事共同企業体(JV)となる。
JV代表者の参加資格は(1)建築一式工事の総合点数が870点以上(2)年間平均完成工事高が15億円以上(3)主たる営業所の所在地が県内(4)09年4月以降に国内で元請けとして、請負金額4億3000万円以上の建築物の新築、増築または改築(大規模改修を含む)の同種工事を施工した実績―など。
構成員は、建築一式工事の総合点数が720点以上で、主たる営業所の所在地がかほく市内の要件が必要となる。
計画では、七塚小(木津)における安全・安心で快適な教育環境を確保するため、構造体や既設耐震ブレースなどを残しながら校舎(RC造3階建て延べ4044・15平方メートル)と体育館(RC造一部S造2階建て延べ983・70平方メートル)を長寿命化改修する。
中庭部分に図書室、パソコンルーム、多目的ホールなどを備えた校舎棟を増築する。建設規模はS造3階建て延べ1874・89平方メートル。工事期間中は校舎が使用できないため、グラウンドに仮設校舎を建てる。
体育館の整備は11月中旬の完了を予定しており、全体工期は20年10月30日まで。
設備工事の施工者は北菱電興・河北台電設特定JV(電気)、菱機・おりた特定JV(機械)。基本設計・実施設計は五井建築研究所(金沢市)が担当した。