日本海沿岸東北自動車道建設促進新潟地区期成同盟会(会長・高橋邦芳村上市長)は29日、19年度総会を新潟市中央区で開催した。
冒頭のあいさつに立った高橋会長は、「日沿道は、昨年度と比べ20億円増の115億円の予算を確保した。このことは日本海側にとって必要な道路の証」と強調。その上で「新潟県も用地買収に向けた取り組みを進めるなど、事業は着実に進ちょくしている。これからも事業が前に進むよう、関係機関とも連携しながら、要望活動などの取り組みを進めていく」と力を込めた。
続いて、県土木部の坂井徹技監は「日沿道は日本海国土軸を形成する重要な道路で、物流の効率化や交流促進、命の道として欠かせないことから、ミッシングリンクの解消に向け、県も協力する」と話し、小野峯生県議会議員は「一日も早い開通に向け、官民一緒になって国に要望していく」と語った。
議事では、18年度事業報告と収支決算、19年度の事業計画案と収支予算案をいずれも原案通り承認した。
その後、北陸地方整備局の新潟国道事務所および羽越河川国道事務所より、それぞれ事業報告が行われた。