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　福井県設備設計事務所協会（松山憲雄会長）の令和元年度第９回通常総会は２８日開かれ、任期満了に伴う役員改選において松山会長を５期目再任し、今後も技術研鑚と知識向上を目指す研修会を積極展開する方針などを慎重審議し、原案通り了承した。会場は、福井市西木田２丁目の福井商工会議所で。
　松山会長（７０）は冒頭および再任の挨拶で、技術者不足など厳しい環境を指摘。その上で「省エネ法の改正やＩｏＴ化、ＺＥＢ、ＢＩＭに対する勉強会を進め、関係行政官庁とも意見交換を重ね、会員増強を図りたい」などと抱負を述べ、設備設計事務所と建築設備士の役割を一層アピールする強い意向を示した。
　事業計画によると８月には恒例の正会員と賛助会員合同による納涼会、９月は暮らしと設備の総合展（名古屋）へ研修に出掛けるとしている。
　１８年度は、１２月に北陸電力と合同でダイキン工業堺事業所臨海工業へ視察研修に出掛け、２月には賛助会員との合同親睦ボウリング大会（参加５１人）も行った。

役員名（敬称略）と所属事務所
■会長
　松山憲雄　環境システム設計
■副会長
　藤原一功　トーワ設計
■理事
　勝田與志男　ゼロ設備事務所
　手鹿廣一　　アクト設計
■監事
　佐々木龍二　創設備設計事務所