名古屋高速道路公社は、大規模修繕計画に基づく工事の完了延長率について、今後3年間で60%にまで引き上げる方針だ。2018年度末現在の進捗率は25%。今後、高速1号楠線や高速都心環状線などで準備の整ったところから順次工事を発注し着手していく。
これまでの大規模修繕完了延長(25%分)は、高速3号大高線が12`に対して6・2`、高速5号万場線が6・8`に対して2・7`、高速都心環状線が10・3`に対して0・7`の内訳。
また、現在、稼働中の区間は、高速1号楠線の五反田地区、萩野地区など2・9`、高速3号大高線の高辻地区、大高地区など5`、高速5号万場線の黄金地区、岩塚地区など3・5`となっている。
19年度以降着手する箇所については、高速都心環状線の完了した0・7`を除く全区間、高速1号楠線の黒川〜東片端、高速2号東山線の新洲崎〜吹上など約16・9`が予定されるが、工事の発注時期など詳細なスケジュールは今後の検討となる。19年度発注見通しの当初公表時(4月)には、高速1号楠線床版等修繕工事(楠工区)の1件を公表している。
提供:建通新聞社