日本工業経済新聞社(群馬)
2019/05/29
【群馬】県造園建設業協会は19年度通常総会を開催
群馬県造園建設業協会(須永敏明会長)は24日、前橋市内の群馬県造園建設業会館で2019年度通常総会を開いた。19年度事業計画案や収支予算案など諸議案を審議、いずれも全会一致で承認した。
冒頭、あいさつに立った須永会長は「時代が変わり、今までに考えていなかった問題が数多く起こっている。働き方改革や建設キャリアアップシステム、人材育成など取り組まなければならない課題がたくさんある。公共事業も少なくなってきており、かつてのバブル期のような右肩上がりの増加は望めない。このような中で協会がどのような役割を果たせば良いか、皆さんとともに考えていきたい」と考えを示した。
19年度の事業計画として組織拡充と基盤強化、緑化推進、造園技術向上、社会貢献の推進の4点を掲げる。緑化推進は、みなかみ町を会場に開かれる「花と緑のぐんまづくり〜ふるさとキラキラフェスティバル」へ協力団体としての参加などを予定。技術向上へ向けては造園技能士資格取得のための講習と実技演習の実施参加、街路樹剪定士および植栽基盤診断士資格取得への支援参加などを行う。
また、20年度の「花と緑のぐんまづくり」開催市町村での清掃活動や群馬県春・秋環境美化運動への参加を中心に社会貢献も推進する。