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　新今宮の新しい風景を作っていきたい―。大阪・新今宮駅前で星野リゾートが計画している新ホテルが着工する。同社の星野佳路代表は５月28日に大阪市内で会見を開き、ホテル名やコンセプトなどを発表。同社の「ＯＭＯ（おも）」ブランドの３施設目となる「星野リゾートＯＭＯ７大阪新今宮」に決まり、ホテルを中心とした街全体を一つのリゾートと捉えた「観光客だけをターゲットに、都市観光を楽しむためのホテル」として開発を進めることを明らかにした。
　新ホテルの客室数は４３６室とし、７タイプを用意する。パブリックスペースにはレストランやカフェテリア、ショップ、ガーデンエリア、温浴棟を設ける。竹中工務店・南海辰村建設共同企業体が施工を担当し、５月28日には現地で起工式も開催。完成予定は２０２１年11月、開業は22年４月を目指す。
　星野代表は、新今宮駅前の立地について「観光面ではアクセスが良く、機能的な位置にある」とし、「駅のホームや電車からも真正面に見える土地で、ただ大きな建物が立っているということではなく、何か楽しそうなことをやっているなというメッセージが出せるデザインにしている」と、新ホテルへの思いを語った。

提供：建通新聞社