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　富山県鉄筋工事業協同組合は２５日、第２７回通常総会を富山市のホテルグランテラス富山で開き、役員改選で理事長に扇原優一氏（アイム工業）を再任した。
　総会には会員４７社のうち、３１社（ほか委任状１６）が出席。扇原理事長は「働き方改革が叫ばれ、全鉄筋では週休２日制の導入が決議された。課題は山積みだが、富山県の組合は単価を絶対下げず、維持に向けて一致団結したい。そうでなければ、今まで積み重ねてきた標準見積書、社会保険加入の努力が崩れ去る。強気で、もっと高い単価を求めたい。引き続き、協力していこう」とあいさつ。議事では１９年度事業計画・収支予算など６議案を承認した。
　今年度は▽官庁および建設業団体に対し管理費を含めた適正価格の発注請願▽技能検定受験準備講習会の実施▽技能資格取得の促進▽共同購買事業の目標達成▽新卒者獲得に向けた高校出前講座―などに取り組む。
　理事長以外の役員は次の方々（敬称略）。▽副理事長＝斉藤昌孝、井本秀治▽理事＝森信治、池原政信、武内正己、北野康博、吉田修、森秀仁、山口将史▽監事＝坂下浩一、山本喜世志