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建設経済新聞社
2019/05/27

【京都】南田辺・狛田の保有地約100f 開発検討を新経営計画に盛る

 近鉄グループホールディングス梶i代表取締役社長吉田昌功氏、大阪市天王寺区上本町6丁目1−55)はこのほど、新近鉄グループ経営計画を策定した。
 新近鉄グループ経営計画は、15年後(2033年度)の目指す姿を定めた長期目標と、その長期目標に基づく最初の5ヵ年(2019〜2023年度)の具体的な事業計画を定めた中期計画で構成。重点戦略として、新3大プロジェクト(万博・IR関連事業、上本町ターミナル事業、伊勢志摩地域の活性化事業)の推進を掲げるとともに、「沿線強化」「新規事業・事業分野の拡大」「事業エリアの拡大」の3つの基本戦略に基づき、成長戦略を展開する方針。
 京都関係では、けいはんな学研都市において、研究・大学・文化施設の集積が進み、都市人口は25万人、立地施設数は144に到達する中、学研都市の着実な成長をとらえて、グループ各事業の発展拡大につなげる方針。
 学研都市の研究機関との連携やオープンイノベーションの枠組みへの参画等により、学研都市の先端テクノロジーを取り込み、グループ各事業において革新的なサービスの提供と新規事業の創出を進めるとともに、生産性の向上につなげる。また「けいはんなR&Dイノベーションコンソーシアム」や「けいはんなリサーチコンプレックス」の研究に参画する。
 学研都市への堅調な立地需要に対し、南田辺、狛田地区の近鉄不動産保有土地約100fの開発を検討する。
 このほかホテル事業では、現在、大林組で工事を進めるウェスティン都ホテル京都の高級ラグジュアリーホテルへの大規模リニューアルは、来年春のグランドオープンを予定する。