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　一般社団法人福井県造園協会（中村潤一会長）は２４日、あわら市のグランディア芳泉で１９年度通常総会を開いた。今年度事業計画案では、入札制度の改善等に向けた積極的な要望活動の展開などを盛り込み、全会一致で了承した。
　中村会長は「新知事就任ということで、早速、協会として知事宛てに、業務委託の最低制限価格の設定や専門業者が受注できる環境づくりなどについての要望書を提出した。国体も終わり景気の冷え込みも予想されるが、造園という伝統の仕事が無くなることは無い。引き続き業界の発展に向け、活動を行っていきたい」とあいさつした。
　今年度事業計画は▽緑化意識の高揚を図る福井県主催の都市緑化祭の趣旨に賛同し、事業を支援する▽都市緑化推進を図るため、福井県関係機関と協力し、様々な調査研究をする▽会員の造園工事施工管理能力の向上を図るため、研修会を開催する▽会員の先進技術習得および公共事業に関する様々な問題対応のため、講習会を開催する▽▽会員の造園技能高揚を図るため、優良技能者の表彰を推薦し、関係者の研究、努力を奨励する―などとしている。