鳥取市土地開発公社は、鳥取市河原町山手の河原インター工業団地に隣接する旧河原町総合運動公園の敷地に自動車部品製造のイナッテック(愛知県)と航空機用エンジン部品製造の城洋(兵庫県姫路市)が鳥取工場を建設したのに伴い、同町三谷地内に計画している河原地区グラウンド造成工事を2019年度に発注する。
両社のうち、先行して企業立地したイナテックは、大和ハウス工業で施工した第1期の工場が16年に完成し、すでに操業開始しており、隣接地の工場用地も19年度に同公社から取得する予定。また、城洋は現在、第1期の工場建設を大和ハウス工業の施工で建設しており、隣接地の残る用地(現在、地区のグラウンドゴルフ場などとして使用されている)も21年度までには同公社から取得する契約を結んでいる。
河原町総合運動公園が工場用地に転用されたのを受け、同町三谷にあった旧ごみ焼却場跡地1・5fを河原地区のグラウンドとして造成整備する。測量設計業務は、山陰都市開発研究所(鳥取市)が昨年12月末から9月30日の履行期限で進めており、工事発注は10月以降になるものとみられる。予算は1億1000万円を予算計上している。
日刊建設工業新聞