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　福井県建物解体業協会の第２６回通常総会が県自治会館（福井市西開発）で開催された。役員改選が行われたほか、１８年度の事業報告、収支決算と１９年度の事業計画案ならびに収支予算案を原案通り承認した。
　改選では矢野智孝会長（４４　６期目）ほか全ての役員が再任、新たに理事１人が選任された。
　あいさつの中で矢野会長は改正建設業法の施工により、解体業が名実ともにひとつの業種として認定されることにより、その在り方が注目されるとし、「解体業者も増加しており、協会の会員がリーダーシップをとって労働安全と廃棄物の適正処理を徹底していくことが重要である」と会員としての姿勢を示した。
　承認された１９年度の事業計画については、安全な施工、環境に優しい施工、合理的な工期による経済的施工に努めるために、解体工事業界の資質と地位向上、組織力強化と公共の福祉増進の２つを基本方針とした。
　その上で、（１）解体工事業の経営近代化（２）解体技術向上の講習会・研修会（３）会員促進事業（４）解体工事に関する応談や関連情報の収集提供（５）解体工事の普及などへの各取り組みが盛り込まれた。
　また、協会の一般社団法人化についても話し合われ、県との災害防止協定の締結などを見据えて、協会が３０周年を迎える２２年の法人化を最終期限として、移行時期を今後、話し合っていくことで合意した。

役員等氏名（敬省略）　会社名
■会長
　矢野智孝　吉勝重建
■副会長
　北川賢一　北八建設
■理事
　元井康治　　元井建設工業
　明石知孝　　サカエ
　瀬尾敬太郎　コーフク商運
　木村達也　　ファーストクリーン
　谷口淳　　　フクイ解体
■監事
　今中秀幸　今中土木
■顧問
　矢野勝士　元協会長
　斉藤新緑　県議
■事務局長
　林喜代志　全解工連北陸ブロック事務局長兼任