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鹿児島建設新聞
2019/05/23

【鹿児島】奄美市市民交流センター建設(RC造3階2980u)/設備分離・来月にも公告

 奄美市は、名瀬柳町に建設を計画している市民交流センター(仮称)の入札公告を早ければ6月中にも行う方針だ。建物の構造規模はRC造3階建2980u。設備分離での条件付き一般競争入札が想定され、10月をめどに着工し、2020年12月の完成を目指す。概算事業費は約19億円。 

 建設地は、名瀬柳町の水道庁舎(旧保健所)跡地。約3100uの敷地に、ホールやギャラリー、多目的スペースなどを備えた施設を整備する。基本設計および実施設計は、内藤建築事務所・重信設計JVが担当した。 
 工事は19〜20年度にかけて進める方針。早ければ6月中にも条件付き一般競争入札の実施要領を公告する。建築本体工のほか、電気、給排水、機械設備の分離発注が見込まれ、「JVを含めた参加資格要件などは検討中」としている。 
 市では、9月議会での契約議案承認を経て、10月をめどに着工したい考え。工期は約15カ月間を想定し、20年12月の完成、21年2月のプレオープンを目指す。 
 主な施設構成は、1階がメーンとなるホール(約220席)や図書スペース、テラススペースなど。2階にホール(約130席)やギャラリー、3階には多目的スペースなどを配置する。設計に当たっては、市民参加によるワークショップも開催した。 
 建設地にある既存建物(旧保健所)の解体撤去工事は、13日の入札で落札者が決まった。7月末までに整備を終え、新施設の着工に備える構えだ。 

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