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建通新聞社(岡山)
2019/05/20

【岡山】倉敷市 (仮称)白楽町汚泥再生処理センター整備で、事業者選定に向けたアドバイザリー業務の公募型プロポーザルを近く公告

 倉敷市は、(仮称)白楽町汚泥再生処理センター整備で、事業者選定に向けたアドバイザリー業務の公募型プロポーザルを近く公告する。2020年1月以降に事業者を決定するために総合評価一般競争入札を実施。同年7月ごろまでに仮契約、9月市議会の承認を得て着工し、23年9月ごろの完成を目指す。
 同整備は解体中の白楽町ごみ焼却場の跡地(白楽町424)約4900平方bに、し尿・浄化槽汚泥を安定的に処理し、効率的に資源化が可能な施設を建設する。
 これまでの検討の結果、事業方式は、設計・建設を民間事業者に一括発注し、施設運営は市が行うDB(デザイン・ビルド)方式を採用する。
 基本計画によると、水処理方式は生物処理方式、資源化方式は汚泥助燃剤化。計画処理量は、し尿が1年当たり4167`g、浄化槽汚泥が4万7088`g、生ごみが5・7d。施設規模はし尿が1日当たり14`g、浄化槽汚泥が144`g、生ごみが30`。この処理方式による概算事業費は、建設工事費が約42億4000万円、20年間のランニングコストは約35億9000万円。
 基本計画は復建調査設計(岡山市北区)が担当。
 市は、19年度当初予算に事業者選定に向けたアドバイザリー業務委託費1200万円を計上。引き続き、発注仕様書の作成や生活環境影響調査、都市計画決定の手続きを進めながら、事業者を選定する予定。

「提供:建通新聞社」