トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社(中部)
2019/05/22

【愛知】愛知県 大高緑地今後5年で40億投入

 愛知県公園緑地課は、大高緑地の整備計画で、今後5年間で40億円余りを投じて、若草山広場と児童園の一体的な整備を進める他、整備未着手のエリアについて用地買収を進め、まとまった部分から順次整備を進めていく方針だ。
 同事業は、昨年度の事業再評価で継続を妥当とする判断を受けており、当面、園内中央北よりに位置する若草山(芝生広場)と、隣接する児童園の再整備を進める計画となっている。
 計画では、傾斜のある若草山の谷底部を盛土し、各種イベントで利用しやすい平坦な形状に整備し直すとともに、隣接する児童園を取り込む形で、芝生広場部分を拡張する。
 工程は、児童園の既存遊具を周辺に再配置した上で、盛土工、園路工、芝生工などを進める。
 児童園については昨年度から工事に着手。これまでに北側半分の遊具撤去を終えており、本年度に残る南側半分の撤去を「大高緑地中央児童園再整備工事(その5)」として発注し、遊具を取り壊す他、整地、張芝工事を一括して行う。
 若草山については、谷部の盛土工事を「同(その4)」として発注する予定。それぞれ第2四半期の発注スケジュールを組んでいる。 
 整備未着手エリアは、園内の南側一角に位置し、当面、用地買収を進めていくことになる。
 大高緑地は、園内の中央部にある大芝生広場を中心に、サッカーなどができる多目的広場やデイキャンプ場などからなる大規模公園(広域公園)。計画面積は121・2f。これまでに106・6fを供用済み。進捗率は約88%。総事業は162億円で、2017年度までに118億円を投入した。18〜23年度の事業費に約43億円を見込む。
 15〜17年度にかけては園路広場の整備が進み、約6fを追加開園した他、約6・7fを防災活動拠点活用地として確保している。

提供:建通新聞社