静岡県袋井土木事務所は、県道袋井小笠線西大谷トンネル(掛川市入山瀬地内)付近の切土工を第2四半期に総合評価方式の制限付き一般競争入札で発注する。
施工場所は同トンネルの北側山林。現在、切土量を積算しており、工期などの詳細も固めていく。同工事は、大須賀掛川停車場線の拡幅と袋井小笠線の一部新設に伴うもの。施工延長は約600b。計画幅員は車道6b、路肩1・5bの計7・5b。2012年度から設計を行い、16年度に工事着手。18年度には約2万立方bの切土工を実施した。
発生土は全体で約14万立方bを想定しており、一部は谷あいの盛土工に、残りは掛川市の防潮堤整備に使用する。20年度以降も予算に応じて工事を進め、早期の事業完了を目指す。設計はフジヤマ(浜松市中区)が担当した。
袋井小笠線の幅員は7・5bだが、同トンネル内の幅員は5・6b。大須賀掛川停車場線の幅員は5〜7b。狭隘(きょうあい)で見通しが悪いことが課題になっている。
提供:建通新聞社
(2019/5/22)
建通新聞社 静岡支社