新潟県生コンクリート品質管理監査会議(議長・丸山久一長岡技術科学大学名誉教授)は20日、19年度品質管理監査説明会を開いた。
この日は、関係者約130人が参加。冒頭あいさつに立った関正信品質監査委員長は、昨年度、全国で再監査を受けた工場があったことなどを振り返り、「日常の品質管理を徹底し、信頼のおける生コンクリートを提供できるようお願いしたい」と述べた。
続いて、田原克朗監査統括責任者が、「19年度品質管理監査実施要領について」と題して解説。18年度の全国監査結果の総括、監査制度の年間スケジュールのほか、合格証に関するガイドラインの改正点として、有効期間が監査実施年度の翌年4月1日から次年3月31日までとなることなどを確認した。
磯部隆副監査統括責任者は、19年度品質管理監査基準・チェックリストについて、厳格化を図るため、一部監査項目について、2段階評価から3段階評価へ変更したこと、記録類・伝票類の調査対象期間の明確化などを説明した。