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建通新聞社
2019/05/20

【大阪】大阪府 淀川に新橋梁を建設

 大阪府は、淀川を渡河し、枚方市と高槻市を結ぶ新たな橋梁の建設を計画している。橋長は取り付け部を含めて約1・5`を想定しており、2020年度に測量・設計、23年度に工事着手したい考えだ。関連道路の拡幅改良工事も含め、工事費は約210億円を見込む。
 府の北東部では現状、淀川を渡河する橋梁が南は枚方大橋(枚方市)から北は御幸橋(京都府八幡市)まで約12`離れており、隣接する国道170号や主要地方道京都守口線の交通が枚方大橋に集中している。このため、両橋梁の間に新橋梁を建設し、渋滞の緩和や防災機能の強化を図る。
 事業名は主要地方道枚方高槻線(都市計画道路牧野高槻線)道路改良事業。新橋梁の全長は約1・5`、全幅員は26・3b(4車線、両側自歩道など)。橋梁部A(0・8`、鋼橋)、橋梁部B(0・2`、PC橋)、取り付け部(0・5`、土留め擁壁)で構成する。建設地は枚方市上島町〜高槻市前島。
 この他、新橋梁建設に伴い、隣接する主要地方道京都守口線の一部を拡幅改良する。対象延長は約1・5`で、現状2車線を4車線に拡幅する。計画幅員は22b。
 事業スケジュールでは、20〜23年度に測量・設計、23〜29年度に工事を実施する。全体事業費は約253億円を見込む。内訳は、調査費などが約3億円、用地費が約40億円、工事費が約210億円となっている。

提供:建通新聞社