大阪府がまとめた2018年度(18年4月〜19年3月)の測量・建設コンサルタント等業務成績評定結果によると、対象案件は全1152件で、トップは東京建設コンサルタント関西本社が「寝屋川北部地下河川城北立坑詳細設計委託」(土木)で得た88点、次点は関西綜合設計が「大阪府営門真千石西町第2期住宅建て替え工事監理業務」(建築)で得た86点だった。80点以上の件数は95件だった。
工種別に見ると、土木では総合トップの東京建設コンサルタント関西本社以下、全日本コンサルタント(堺泉北港泉北6区泉大津大橋耐震補強実施設計委託)の85点、アスコ大東(現日本インシーク)(主要地方道茨木亀岡線外災害復旧測量調査設計委託)の84点が続いた。80点以上の件数は51件だった。
建築では総合2位の関西綜合設計に続き、企画設計社(大阪府警察第二方面機動警ら隊庁舎改築工事監理業務)、創都設計(大阪府営松原一津屋第2期住宅建て替え工事監理業務)、大阪府住宅供給公社(大阪府営堺新金岡2丁3番第3期住宅建て替え工事監理業務)が85点で並んだ。80点以上の件数は42件だった。
設備のトップは、浪速技研コンサルタント(堺泉北港泉北5区臨港道路照明灯更新設計委託)と、NJS大阪総合事務所(寝屋川流域下水道氷野ポンプ場汚水ポンプ設備更新実施設計委託)の80点だった。
全件の平均点は75・5点。工種別では土木が76・1点(644件)、建築が75・2点(325件)、設備が74点(183件)。最高点と最低点の開きは、土木が23点(最高88点、最低65点)、建築が20点(最高86点、最低66点)、設備が13点(最高80点、最低67点)だった。
提供:建通新聞社