一般社団法人新潟電設業協会(会長・荻荘賢一荻荘電機代表取締役社長)は14日、第48期定時総会を新潟市中央区の新潟東映ホテルで開いた。
冒頭、あいさつに立った荻荘会長は働き方改革の推進について触れ、「課題はたくさんあるが、会員企業の声に応えるためにも、各行政機関の指導を受けながら関連する諸団体とも連携し、引き続き担い手の育成・確保に努め、魅力ある産業を目指して取り組みを進めていく」と力を込めた。
魅力ある産業を目指して取り組みを進めていく
議事では、18年度会務報告・収支決算のほか、19年度事業計画や収支予算を承認した。19年度事業計画には、新たな技術や資機材、経営の合理化、安全に関して情報収集と研究を進めるほか、官公庁や関係機関に対する要望や意見交換会などで施策の提言を行う。また、講習・研修会事業として、技術の維持・向上のための講習会や、技術・技術資格を円滑に取得するための講習会の開催、経営改善・後継者育成支援などの研修会に加え、上中下越地区での地域貢献活動を引き続き行っていくことなどを盛り込んだ。
総会終了後には、新潟県産業労働部産業振興課新エネルギー資源開発室の覚張昌一室長が、「新潟県における再生可能・次世代エネルギー分野の取り組み」をテーマに講演を行った。