宇和島市は、耐震性能不足が判明している本庁舎の高層棟改修と低層棟新築の8月入札を目指し、7月ごろ一般競争で公告する。低層棟新築と高層棟耐震改修、現低層棟解体を一括で入札するかは公告時に発表する。工期は37カ月を想定している。
本舎正面駐車場に低層棟新築後、既存の低層棟は解体し駐車場として整備する。高層棟整備は耐震補強の他、空調設備やエレベーターなどを改修し、地下1階に集約している電気設備を新低層棟に移動する。
新低層棟の規模は、鉄筋コンクリート造4階延べ4566平方b。高層棟は鉄骨鉄筋コンクリート造地下1階地上8階塔屋2階建て延べ1万0968平方b。解体する既存の低層棟は鉄筋コンクリート一部鉄骨鉄筋コンクリート造4階建て延べ3500平方b。
本庁舎の整備のため、当初予算に工事費1億7635万円を盛り込み、債務負担行為で2022年度まで本庁舎整備事業に42億円を設定している。基本・実施設計はあい設計四国支社(松山市)が担当。場所は曙町1。
提供:建通新聞社