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　石井啓一国土交通大臣は１１日、佐渡市内を視察に訪れ、きらりうむ佐渡や佐渡金銀山などについて状況を確認した。
　はじめに石井大臣は、４月２０日にオープンしたきらりうむ佐渡を視察。本施設は、佐渡金銀山の玄関口として遺跡全体の価値をわかりやすく解説する施設で、現地訪問のための情報発信の拠点となっており、担当者から佐渡金銀山の概要や見学コースを紹介している展示等について映像を交えながら説明を受けた。続いて、佐渡金銀山を訪れ、世界遺産暫定登録一覧表に登録され、構成資産である相川金銀山遺跡跡などを視察。
　そのほか、歴史的な土木構造物の保存を目的に、１５年に日本の土木遺産に認定され、明治から昭和の時代まで佐渡金銀山で産出される鉱石の搬出等に使われた大間港跡や佐渡海上保安署を見学。両津港では、佐渡島の主要な玄関口として、島内外の人流・物流の交通結節点である施設整備や振興状況も確認した。