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建通新聞社(中部)
2019/05/13

【三重】伊賀建設 沖津藻大橋など耐震化

 三重県伊賀建設事務所は、沖津藻大橋と荒田橋を耐震補強するため、三重新成コンサルタント(津市)で設計を進めており、9月27日までにとりまとめる。工事は早ければ2019年度に発注する。
 県では、「防災・減災、国土強靱(きょうじん)化のための3か年緊急対策」の補助を受けて行うため、設計を順次委託している。今後、県内で耐震対策が必要な橋梁に優先度を付け、19年度の渇水期から工事していく。
 沖津藻大橋(名張市平尾)は、主要地方道奈良名張線に架かる橋梁で、橋長が93・4b、幅員が9b。橋梁形式は3径間単純PCポステンT桁橋。架設年次は1989年。これまでに落橋防止は行っている。
 荒田橋(名張市薦生)は、一般県道上笠間八幡名張線に架かる橋梁で、橋長が15・1b、幅員が5・5b。橋梁形式は3径間コンクリート床版橋。架設年次は59年。
 業務では、両橋とも鉄筋コンクリート橋脚を補強するため、現地調査や耐震性能照査などを行い、補強設計などを実施する。

提供:建通新聞社