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　富山県建設業協会富山支部の第６６回通常総会が１０日、富山市のホテルグランテラス富山で開かれ、役員改選で支部長に高田均氏（高田組）を再任した。
　この日は会員１４７人中、７９人が出席。冒頭、高田支部長が、「発注機関では受注者が適正な利潤を確保できる様々な施策が講じられている。会員が技術力・経営力の向上、担い手の確保・育成に取り組み、社会資本の整備や災害対策といった期待される社会的役割を果たせるよう安定的な予算確保を要望していく」とあいさつ。
　議事では１９年度事業計画などを承認した。１９年度は▽活力ある安全な県土づくりのための安定的・持続的な公共事業予算の確保▽地域に精通する企業が活きる入札・契約制度の改善▽働き方改革の推進による担い手の確保・育成▽建設現場の生産性の向上と社会貢献活動の実施―に取り組む。
　総会後の講演では、富山県富山土木センターの上坂展弘所長、富山県富山農林振興センターの石田和人所長が管内の事業概要などを説明した。
　以下、支部長以外の主な役員（敬称略）。▽副支部長＝辻正博（辻建設）、高尾道明（高尾建設）▽常任相談役＝竹内茂（婦中興業）