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　北陸農政局手取川流域農業水利事業所は１９年度、国営かんがい排水事業手取川流域地区に１０億８０００万円を投入し、白山頭首工や上郷用水路工を継続するとともに、新たに水管理施設更新に取り掛かる。
　１３年度からスタートした同事業は、老朽化した白山頭首工や白山発電所水路、七ヶ用水新水路、上郷用水路（宮竹サイホン）の３水路を改修するなどの内容。
　安藤ハザマにより１４年度から施工中の白山頭首工は、これまでに固定堰区間が完成しており、１９年度は施工中の取水口や水門部分などの改修を継続する。
　３水路のうち白山発電所水路、七ヶ用水新水路は改修を終えており、１９年度は手取川右岸から左岸の河床を横断する上郷用水路（宮竹サイホン、全長４２４メートル）の未施工部にあたる地表両岸の開水路部分を仕上げることにしている。
　このほか、水管理施設更新工事を発注する。