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滋賀産業新聞
2019/05/13

【滋賀】高島市 今津スタジアムの大規模改修

 高島市市民スポーツ課は、今津総合運動公園にある今津スタジアムの大規模改修工事を計画しており、当初は5月にも指名競争入札で実施設計を発注する予定をしていたが、7月頃にずれ込む模様で、19年度内に設計業務をまとめる。工事着手については、20年度を予定しており、発注課が市民スポーツ課からではなく、教育総務課からの公示となる。
 計画によると、今津スタジアム改修事業として実施設計に着手し、スコアボード・スタンドベンチ・ダッグアウト改修等を行う。同スタジアム規模は、面積1万3500平方bで、両翼100b、中堅122b、舗装は内野/黒土で外野/天然芝。客席が内野110席、外野804席、内外野芝生席2023席。設備として会議室、本部室、記録室、更衣室、審判控室、選手控室、シャワー室、ダッグアウトがある。
 また、今津総合運動公園では拡張事業にも着手しており(担当・高島鉱建)、工事期間は19年度内の完成予定で、同公園に隣接する北側の市有地2万9165平方bを、多目的グラウンド1万7000平方b(100b×170b)の造成工事と河川付替工事、駐車場150台を増設する。計画されている多目的グラウンド(防災機能付き)は、グラウンドの形状は真砂土とし、災害発生時の避難所の防災機能を兼ね備え、大規模なスポーツ大会誘致に向けグラウンドを増設する。駐車場は合計638台が可能となっているが、各種スポーツ大会や、イベント開催時には満車になることが年間20日程度あることから、施設利用者の利便性向上と安全確保から施設拡張に合わせて駐車場を増設していく。
 同公園では、拡張を基本とした土地利用を図ることによって、集客力を活かした地域経済の活性化を促し、スポーツ振興を図り、また災害時における避難者の収容や救援物資の保管・管理に適した施設が同公園に集約していることから、防災対策の機能充実が見込める。同公園の概要は、▽野球場(今津スタジアム)1万3500平方b(両翼100b×中堅122b)、▽多目的グラウンド(第1〜3グラウンド、山村広場)6万6938平方b、▽全天候型屋根付き広場(サンルーフ今津)2880平方b(66・4b×41b)、▽ゲートボール場(屋内2面、屋外4面)9333平方b、▽屋外テニスコート(オムニコート10面)1万9279平方b、▽グラウンドゴルフ場(天然芝)24ホール、▽屋内温水プール、延1560平方b、▽駐車場(スタジアム477台、温水プール69台、ゆめの92台)計638台―となっている。

提供:滋賀産業新聞