富士宮市は、2019年度から2カ年で市営万野住宅C棟の建て替えを計画している。19年度当初予算に事業費1億1720万円を計上した他、債務負担行為で20年度に限度額7億1832万円を設定した。9月議会案件として7月に本体の建築工事を発注し、関連工事は8月に本体の電気工事と太陽光発電の電気工事、本体の管工事を発注する予定だ。
規模は鉄筋コンクリート造5階建て延べ2828平方b。45戸を予定しており、間取りは2Kが15戸、2DKが15戸、3DKが14戸、2DKHが1戸となっている。
設備はエレベーターを1基設置する他、駐車場や駐輪場、児童遊園、受水槽(60d)を整備する。また、20年度に集会場を新築する。規模は木造平屋154平方b。
設計は光司建築計画事務所(富士宮市)が担当した。所在地は万野原新田地内。
万野住宅の建て替え事業は、管理戸数176戸を建て替えで184戸に整備するもの。土地を有効利用するため、計画では鉄筋コンクリート造4〜5階建ての集合住宅5棟と、敷地内に集会場を新築する。A〜E棟のうち、A・B棟は完成した。
提供:建通新聞社
(2019/5/10)
建通新聞社 静岡支社