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建通新聞社(岡山)
2019/05/10

【岡山】国土交通省岡山国道事務所 一般国道2号「笠岡バイパス」整備事業の一環として、笠岡市のカブト南地区の第7改良と第8改良工事をそれぞれ第2四半期に発注

 国土交通省岡山国道事務所は、一般国道2号「笠岡バイパス」整備事業の一環として、笠岡市のカブト南地区の第7改良と第8改良工事をそれぞれ第2四半期に発注する予定。土工についてはICT活用工事として一般競争入札を公告する。
 第7改良では、バイパス本線(盛土中)の南側を走る側道が、道の駅「笠岡ベイファーム」へと向かうために右折し本線をくぐる箇所を函渠化する他、路体盛土工(2万立方b)、地盤改良工(5000立方b)、排水構工などを行う。工期は8カ月間。
 第8改良では、道路新設に伴う山林の掘削(4万立方b)を引き続き進める他、掘削した土をそのまま本線などの路体盛土工で使用する。工期は7カ月間。施工地はどちらも笠岡市カブト南町地内。
 今工事の実施設計はエイト日本技術開発((岡山市北区)が担当した。
 笠岡バイパスは、笠岡市内の交通渋滞を緩和させることなどを目的に計画されている、笠岡市西大島新田から茂平に至る7・6`の道路。干拓地であるため整備には地盤改良なども必要となる難所が多い。側道部を活用し、延長3・3`区間で2007年度から供用を開始している。
 全体事業費は300億円。19年度事業費は15億4000万円で、このうち5億1333万円を岡山県が負担する。19年3月末現在の事業進捗率は約61%、用地進捗率は約97%となっている。

「提供:建通新聞社」