京都八幡プロパティー特定目的会社(取締役松澤和浩氏、東京都千代田区丸の内2丁目1−1)は、八幡市八幡に計画の(仮称)京都八幡物流センターについて、三原建設(八幡市・075−982−4456)の施工で敷地造成工事に着手した。建築工事は大日本土木大阪支店(大阪市浪速区・06−6632−7107)、加賀田組東京支店(東京都新宿区・03−6275−1013)が担当。
京都八幡プロパティー特定目的会社と「桃太郎便」を手がける滑ヨ西丸和ロジスティクス(代表取締役社長吉井章氏、京都市南区吉祥院石原上川原町1)が、市街化調整区域の八幡市八幡カイトリ1−1他の敷地2万0150・88uを開発し、特定流通業務施設を新築する計画。
計画地は、大山崎ジャンクション・インターチェンジから南東に直線距離で約2qの位置にあり、現況は大半が農地(田)及び井路敷。敷地東側は京都市伏見区淀美豆町に接する。
建物規模はS造4階建、延3万8338・71u(物流センター3万8170・54u、駐車場168・17u/建築面積1万0063・94u(物流センター9971・95u、駐車場91・99u))で、冷温及び常温倉庫を集約した特定流通業務施設(物流倉庫・事務所)となる。1階は冷凍倉庫、冷蔵倉庫、ドライ倉庫、事務所等、2〜4階はドライ倉庫、事務所等。物流センターの建物最高高さは29・36m。
敷地内に雨水貯留槽3ヵ所を設置。敷地東側部分に大型駐車場20台、一般駐車場56台、西側部分に大型駐車場2台を確保する。
特定流通業務施設敷地造成工事は7月中旬頃まで、建築工事は7月中旬頃から来年9月下旬頃までの予定。
設計はコンストラクションマネージメントジャパン(東京都中央区・03−5652−5391)。
開発コンサルは、とっち不動産開発(京田辺市・0774−62−1009)。
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京都八幡物流センター計画を巡っては、物流総合効率化法に基づく総合効率化計画を国に申請。2月14日に国から認定された。
また市街化調整区域での建築を目的に開発行為を行うことから、2月20日開催の京都府開発審査会に諮り、異議なしと判断された。