吉岡幸(本社・福井市宝永3丁目、吉岡正盛代表取締役社長)主催の毎年恒例「スプリングフェア」が23日開幕した。取引先のメーカーや商社がイチ押し商品を揃えて、来場者にアピール。会場は福井市二の宮1丁目の同社テクノセンターで。
吉岡社長は開会挨拶で、16回目を誇る今フェアの意義を示し、新元号に変わる時代の節目とともに、今年同社が創業100周年を迎える記念も重ねた。
来賓祝辞は、デンヨーの水野恭男営業部門長と、山善の佐々木公久大阪支社長が述べ「人手不足の課題解決へ、顧客の強い設備投資意欲に応えたい」と大盛会を祈念。若手社員が音頭を取り、参加者全員で目標の必達へ気勢も上げた。
フェアは2日間行われ、この日はまちづくり部門の計43社が出品。25日はものづくりの46社が出品(まち・もの合わせ新規は8社)。来場者は2日間で計600人を見込み、売上目標は4億5000万円を想定している。
会場には所狭しと定番から新商品がズラリと揃い、世界最速を誇る軽量コンパクトロボットなどが関心を集め「すべてが目玉商品」(吉岡社長)の声掛けのもと、活発な商談が繰り広げられた。