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建通新聞社(岡山)
2019/04/24

【岡山】国交省岡山国道事務所 国道180号岡山環状南道路東畦地区第7改良工事を第1四半期、第8改良工事を第2四半期に発注

 国土交通省岡山国道事務所は、国道180号岡山環状南道路の整備を進めており、東畦地区第7改良工事を第1四半期に、第8改良工事を第2四半期に発注する予定。
 岡山環状南道路は、国道2号(岡山市南区藤田)から国道30号(岡山市南区藤田)に至る2・9`の道路。2016年度から本格的に工事が始まっており、まずは暫定2車線で整備を進めていく計画。同南道路は、岡山市街地の外側を一周する延長約40`の「岡山環状道路」の一部を構成する路線で、国土交通省と岡山市が事業を進めている。
 19年度分の工事として、東畦地区第7改良工事では、本線と側道の建設に伴う地盤沈下対策として延長100b、幅員約44bの区間で地盤改良工(深層混合処理工法、650本)を行う他、擁壁工や排水構造物工などの施工を予定している。工期は9カ月間。
 東畦地区第8改良工事では、延長約120b、幅員約44bの区間で地盤改良工(深層混合処理工法、800本)と、市道が本線下を横断するためのボックスカルバート工の施工を予定している。工期は16カ月間。
 施工地は岡山市南区東畦内。道路の詳細設計はエイト日本技術開発(岡山市北区)、地盤改良の設計はシンワ技研コンサルタント岡山支社(岡山市北区)が担当した。
 岡山環状南道路の総事業費は223億円。19年度事業費は36億5600万円で、このうち岡山市が12億1866万円を負担する。19年3月末の事業の進捗率は約63%、用地の取得率は約95%となっている。

「提供:建通新聞社」