大阪府の2019年度建設工事入札参加資格認定で、4月3日時点の認定者数が6507者であることが分かった。今回は、19〜20年度有効の初年度(工事)。18年4月2日時点の認定者数6787者に比べ280者(4・1%)の減となった。府の担当者は、減少の原因を「初年度のため、更新手続きを忘れた業者が多くいるのではないか」と推測している。
19年度認定者のうち、WTO対象工事の入札にも参加できる一般競争入札登録業者数は254者で、18年4月2日時点の269者に比べ15者の減。経常JVの認定者数は1者で、同時期の4者に比べ3者減少した。
主要5業種を昨年同時期と比較すると、「管工事」で1者増えた一方で、「土木一式」の115者減をはじめ、「建築一式」の80者減、「電気工事」の53者減、「舗装工事」の2者減と4業種で減少した。
ランク別では、AAランクで「建築一式」が4者、「土木一式」が6者のいずれも微増。一方、Dランクでは、電気工事が15者減、建築一式が80者減、管工事が12者減、土木一式が101者減となった。
また、測量・建設コンサルタント等登録業者数は1097者で、18年4月2日時点の1043者に比べ54者(5・1%)増加した。今回は18〜19年度有効の中間年度。
提供:建通新聞社