岡山大学は、津島キャンパス内に総合研究棟(異分野基礎科学研究所)を新築する。建築はWTO対象工事として、早ければ10月にも一般競争入札を公告する。また、電気・機械設備の一般競争入札も同時期にそれぞれ公告する。
建築と設備それぞれの実施設計について大学側は、簡易公募型プロポーザル方式の結果に基づき、4月中には設計者と契約を締結したい考えでいる。設計の納期は9月30日。第3四半期に施工者を選定し、12月から着工する。工期は2020年12月まで。
新棟の規模は鉄骨鉄筋コンクリート造5階建て延べ4810平方b。1階にホール(交流ラウンジ)を設ける他、大強度レーザー実験室や異分野連携大型クリーンルームなど、各階に各種実験室や研究室を配置する。
建設場所はコラボレーションセンターの東側用地で、現在は理学部用の駐車場(アスファルト)となっている。
「提供:建通新聞社」