高松市は、中央卸売市場青果棟再整備に伴う土木防災等工事を6月ごろの発注を目指し準備を進めている。
建設地となる朝日町3丁目他の日本たばこ産業(JT)原料倉庫跡地5万0470平方bは、津波や高潮、液状化に対する防災対策の他、土壌汚染対策などが必要となる。このため、一部で汚染土壌の入れ替えや、防災対策として1〜2b程度の盛土、地震などに備えた液状化対策などを行う。土量や液状化の工法などの詳細は調整中。工期は約18カ月。基本・実施設計はオオバ四国営業所(高松市)が担当。
建築については、基本設計業務を梓・森設計JVに委託、2020年3月25日までの期間で進めている。規模は鉄筋コンクリート一部鉄骨造3階建て延べ約1万8400平方b。20年度に実施設計を固め、21年度から工事に着手、23年度内の移転を目指す。完了後、既存施設の解体撤去を行う。
提供:建通新聞社