日置市は、(仮称)日吉義務教育学校の整備を進めている。2019年度は新校舎の建設を計画し、8月ごろの発注に向け、公募型での発注も視野に検討を進めている。概算工事費は現段階で約5億円を想定し、19年度は当初予算に工事請負費1億4780万円を盛り込んだ。基本・実施設計は永園設計が担当。
同事業は、現日吉中学校敷地(面積3万4019u)を活用して、小・中学段階の施設を一体的に整備することにより、9年間一貫性のある教育活動を含めた学校運営を効果的に実施する目的がある。
新校舎の建物規模はRC造2階建1456uを想定。普通教室9室、特別支援教室2室、多目的交流室などを配置する。9月にも着工し、19〜20年度の2カ年で建設を進めたい考えだ。発注方法は公募型も視野に検討中としている。
既存中学校施設は、校舎(8棟、3985u)等の一部改修を計画し、20年度の着工を見込んでいる。職員室、理科室、音楽室、図書室などを配置する方針で、新校舎とは渡り廊下で連結する。供用開始は、21年4月を予定している。