日本工業経済新聞社(群馬)
2019/04/18
【群馬】高崎市は新町地内で実施する下水道管更生工事を11月ごろ指名競争
高崎市は新町地内で計画している下水道管の更生工事について、11月ごろ指名競争入札で発注する見通しを示した。指名は更生工法の業界団体に加入している企業を対象に行う。設計は直営で実施する。
全体計画はタカナシ乳業北関東工場(新町2330−29)の北側にある市道から主要地方道藤岡大胡線までの区間。2016年度に工事着手しており、21年度の完了を目指す。工事はタカナシ乳業側から進めている。18年度までに777・1mの工事が完了。なお、17・18年度はSDライナー工法で施工した。
19年度は新町第一小学校(新町第3区345−1)、新町保健センター(新町3154−2)の北側を東西に結ぶ市道で工事を実施する。施工計画延長は260m、φ400oの塩ビ管が敷設されている。施工区間にはマンホールが5カ所設置されており、土被りの平均は約4m。
更生工法には、SDライナー工法やオメガライナー工法、インシチュホーム工法などがあるが、指名段階では工法を指定せず、落札企業と協議し決定する考え。
取付管口の穿孔仕上げ工事については、20カ所を想定している。
カメラ調査を実施した結果、老朽化が著しいことが判明したため更生に取り組む。