北陸地方整備局は、19年度の国道7号栗ノ木道路事業に13億3000万円を盛り込んだ。18年度に引き続き、栗ノ木川の付替工事などを進める方針だ。
栗ノ木道路は、新潟市中央区沼垂東2丁目から同区鐙に至る延長約1・4キロで計画。地域高規格道路新潟南北道路の一部を形成する。国道7号新潟市中心部の慢性的な交通渋滞を緩和し、中心部へのアクセス向上、交通事故の削減を図るのが目的。
現在、立体道路(高架橋)整備に向けた用地買収、栗ノ木川の付替工事(笹越橋交差点での河川付替工事含む)を進めているところ。19年度は引き続き用地買収、改良工事、栗ノ木川付替工事を推進し、立体道路(高架橋)整備に必要な地表道路への交通切り替えを早期に実施できるよう事業を推進する。
主な発注工事として、「栗ノ木道路栗ノ木川付替その10工事」を一般競争入札で第4四半期に入札予定。鋼管矢板工、床版工などを行うもので、工事発注規模に3億円以上6億8000万円未満を見込む。工期が約12カ月。施工場所は新潟市中央区本馬越地先。