鹿角広域行政組合は、(仮称)汚泥再生処センター整備工事(鹿角市十和田毛馬内字鹿倉崎26地内)を設計施工一括で発注するため、6月12日の開札で条件付き一般競争入札(事前審査型)を公告した。工事費は当初予算で3カ年継続費10億1,717万円(31年度:1億171万7,000円、令和2年度:5億554万4,000円、同3年度:4億990万9,000円)を設定。参加要件は清掃施設1,000点以上などで、申請書の提出は5月15日まで。
新施設の整備は、既存のし尿処理施設を稼働しながら全面改修を行うもの。基本計画等および発注支援業務は東洋設計が担当した。工事概要によると、新センターの1日の処理能力は63㎘(し尿37㎘/日、浄化槽汚泥26㎘/日)。処理方式は水処理方式で前脱水希釈処理を行い下水道に放流する。資源化設備は助燃剤化。
同組合では開札後、契約候補者として仮契約し、6月下旬の議会定例会で本契約する予定。工期は令和4年2月28日。
提供:秋田建設工業新聞社