トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建設経済新聞社
2019/04/12

【京都】民間移管し移転の崇仁保育所 来春廃止で既存建物解体へ

 京都市は、民間事業者に移管し移転する崇仁保育所について、来年4月1日に市の施設として廃止する。それに伴い既存建物を解体する考えで、今年度は解体設計を進める。
 現在の崇仁保育所は、幼児棟(下京区下之町6−3の敷地3432u/RC造2階建、延905・5u。他の施設との合築施設で保育所は1階の大部分を使用)と乳児棟(下京区下之町4−3の敷地1085u/RC造2階建、延750・6u)の2棟で構成する。
 西京区の京都市立芸術大学が下京区の崇仁地域へ移転するのに伴い、崇仁保育所は現在地から北約700mに位置する元六条院小学校(下京区河原町通上枳殻馬場上ル若松町420/敷地面積2141u)の一部及び稚松公園南側の敷地に移転する。
 市が昨年12月に移管先候補者に選定した社会福祉法人錦会(理事長山羽学天氏、京都市西京区山田中吉見町7−1)が移転先に新園舎を整備し、運営を行う。
 移転後に既存施設は市が解体する。今年度は解体撤去工事設計を第1四半期に発注する予定。概算額区分は250万円超1000万円未満を見込む。