岡山県備中県民局新見地域事務所は、北房井倉哲西線の道路拡幅事業を進めている。2019年度は新見市哲多町地内で掘削など3件の工事の一般競争入札を9月までに公告する。
北房井倉哲西線は、真庭市下呰部地内の北房川上線の交差点を起点とし、新見市哲西町八鳥地内の国道182号線との交差点を終点とする主要地方道で、道路拡幅工事が進められている。
新見市哲多町萩尾地内では、延長160bを対象に現況幅員4bから5bに拡幅するため、掘削工(3000立方b)を行う。この他、緑化吹き付けによる法面工などもあるが、現在進めている積算の中で、工事に盛り込むか検討する。工期は約6カ月。設計は伯備測量コンサルタント(新見市)が担当。
新見市哲多町蚊家地内の2カ所では、幅員5bに拡幅するため盛土工などを行う。1カ所では盛土工(450立方b)、側溝工(延長80b)を実施する。現在、用地測量をしており、用地取得が終わり次第、発注する。工期は約6カ月。設計はなんば技研(倉敷市)が担当。
もう1カ所は盛土工(1170立方b)、水路工(延長170b)を実施。工期は約6カ月。設計は西部技術コンサルタント(岡山市北区)が担当。
「提供:建通新聞社」