かほく市は19日、「(仮称)かほく市総合体育館基本計画策定業務委託」を指名競争入札方式で開札する。予定価格は773万円。
計画では、老朽化している河北台健民体育館(RC・S造平屋建て一部2階建て延べ4135・78平方メートル)と、併設する七塚武道館(RC造3階建て延べ2276・70平方メートル)を建て替える形で、隣接地の河北台中野球場(浜北)に総合体育館を整備する。市民の生涯スポーツの新たな拠点と位置づけ、バレーボールVリーグの試合にも対応できるよう2500〜3500席の観覧席の設置も計画している。
今回の業務では、バスケットボール2面、バレーボール3面、バドミントン12面を確保できるメインアリーナ、トレーニング室、武道場スペースなどの面積を整理し、施設規模や動線・配置・平面計画を具体化する。構造・設備などの基本的な方向性も検討し、概算事業費を算定する。
国道159号と交差する市道など周辺交通環境のほか、取付道路計画、上下水道、雨水排水の調査も実施し、今後の整備に必要な課題を取りまとめる。履行期間は9月30日まで。
市は今後、PPP(官民パートナーシップ)/PFI(民間資金を活用した社会資本整備)の導入可能性調査についても別途業務発注する予定。
基本構想策定は建設技術研究所(金沢事務所/金沢市西念)が担当した。