文部科学省は、2019年度の発注見通しを公表した。近畿2府4県の対象案件のうち、新たに盛り込まれたのは工事が104件、業務が2件。発注規模6億円以上のWTO対象には、京都大学(医病)中央診療棟等改修の建築、電気設備、機械設備の各工事を挙げた。
同工事は、鉄骨鉄筋コンクリート造地下1階地上8階建て延べ2万3780平方bの中央診療棟などを改修。京都大学の担当で、電気と機械は第2四半期、建築は第3四半期に公告する。工期は約52カ月。
工事の発注機関別件数は大阪大学が16件、大阪教育大学が11件、神戸大学が20件、兵庫教育大学が8件、明石工業高等専門学校が1件、京都大学が23件、京都工芸繊維大学が5件、奈良教育大学が4件、奈良女子大学が2件、奈良先端科学技術大学院大学が6件、奈良工業高等専門学校が1件、和歌山工業高等専門学校が1件、日本私立学校振興・共済事業団が3件の内訳。工種別では建築が40件、電気が25件、管が25件、土木が10件、機械器具設置が2件、防水が1件、消防施設が1件。
業務の2件は、奈良女子大学の担当で半田団地内の学生寮新営に関連する建築設計と設備設計の各1件を盛り込んだ。
提供:建通新聞社