不動産などを手掛けるイケダエステート(鈴鹿市池田町1140ノ6)は、鈴鹿市御薗町で「プリマ新御薗工業団地」(5区画、約6f)の開発を計画している。造成工事は関連会社のイケダアクト(鈴鹿市)が担当する。開発許可手続き後、6月ごろから工事に着手し、20年春の完成を目指している。
対象地区は、鈴鹿サーキットの南側で、県道三行庄野線沿いの西側で、御薗工業団地前交差点から北西側に位置する山林、農地で、開発面積は8万6928平方b。建設地は、御薗町字蛇谷3694ノ1他。対象地区の東側区域に御園工業団地(事業主体・鈴鹿市。1989年整備。面積38・7f)がある。整備の内訳は、事業用地が6万0641平方b(有効面積5万5644平方b)、緑地が1万6991平方b、調整池が6156平方b、道路が6867平方b、など。区画道路は1号、2号道路を整備し、東側で県道、南側で市道と接続する。新工業団地の区画は5区画で、鈴鹿市内に本社を置く企業で全て予約済みとなっている。総投資額は十数億円を見込んでいる。
同社では、地元の企業の工場移転や集約などのニーズを受けて、小・中規模の工業団地の開発を手掛けており、10年に御薗町(6f)、18年に伊船町(12f)で開発、分譲を行い完売しており、今回、3番目の工業団地開発となる。
5区画の有効面積は、区画1―1が3万0401平方b、区画1―2が2571平方b、区画2が1万2114平方b、区画3が8048平方b、区画4が2508平方b。
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建通新聞社